2005年10月24日

仲谷式ルールの仕組み

 [仲谷式ルール]は競走馬の能力を数字に置き換える(指数化する)ための方法論です。

 まずJRA-VAN DataLab.で提供されている競走成績データから、着差をもとにして、各馬の[ノーマル値]が算出されます。
 また、展開による有利・不利、枠順による有利・不利など、レースでの出来事をもとにした[補正値]も設定されます。
 この[ノーマル値]と[補正値]を合算したものが[ルール値]となります。

 競走成績データから算出できる[ノーマル値]はデジタル的な値、実際にレースを見なければわからない[補正値]はアナログ的な値と考えられますから、[仲谷式ルール]はデジタルとアナログの融合が最大の特徴といえるでしょう。

 既存の指数理論の多くはデジタル的な値を算出するのみにとどまっていましたが、[仲谷式ルール]ではアナログ的な考えを取り入れることによって、より正確に各馬の能力を指数化することに成功しています。
 [仲谷式ルール]では、全レース・全馬について[ノーマル値]の算出と[補正値]の設定をおこない、[ルール値]を決定しています。

 [ルール値]は『RATE BUSTER! GOLD』のユーザー自身が算出・保存することも可能ですが、公式データサービス(http://saikyo.k-ba.com/members/rate_buster/gold/)において公式設定値(有料)が提供されており、これを『RATE BUSTER! GOLD』に読み込ませることで、『RATE BUSTER!』の開発者・仲谷光太郎と同じ[ルール値]を参照することが可能となります。


Posted by ratebustergold at 2005年10月24日 07:40